世界気功フォーラム2007(第十回世界気功フォーラム(US)・第一回少林寺国際気功大会・第一回気功科学文化際in東京 連合大会)が2007年10月5日(金)、6日(土)、7日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターと代々木野外ステージで開催されました。
中国、アメリカ、日本、ルーマニア、シンガポール、イギリスなど各国から気功師及び関係者が集まり世界大会が開かれました。
気功技能表演者として「本体自発動功」で参加しました
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雑念がなく安定した入静状態になった時に、体がかすかに揺れ動き、振動、衝動などの内気による現象が現れ始めます。
自然の流れにまかせておくと、次第に動作が大きく、頻度も高くなってきます。
これを「自発動功」といいます。練功者自身によっておこるもので、外界の影響は受けてないものを「本体自発動功」といいます。
他人の誘導によっておこる自発動を「導引自発動功」と言います。
「本体自発動功」はその意識の状態によって練功者の主観が関係する「有為本体自発動」と練功の過程にあらわれる一種の普遍的現象の「無為本体自発動」にわかれます。
「気功の基礎入門」 監修 日本気功協会 著者 柴 剣宇 日東書院 より
センター棟でのワークショプでは「漢方薬(中医薬)と気功法で真の健康をつかむ」の演題で講演を行いました
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漢方薬のお茶を飲んでもらい、気功法を併用した場合を実感してもらう予定でしたが、時間の関係で理論で終わってしまったのが残念です。
自発動功についての学術論文の投稿を行いました。 「世界気功フォーラム2007 論文集・気功の学術と技能」に掲載
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「自発動功の経験とその考察」 要旨:動功の種類は非常に多い。
私は多くの気功法の練功をつむにつれて、自分の意識的動きとは違い、ある段階で自然にまかせた「自発的運動」ともいう体が無意識的に動き始めるような状態となった。
それまでに気功法における「自発動功法」の指導を受けた経験はなく、その練功に取り組んだことはない。
しかし、伝統的気功法の練功を積む中で、ある段階から、その「自発的運動」が自然に発生してくることや、その動きに身をまかせて行うことで日常的にも精神と肉体の調和された非常に安定した領域・幸福感を得るようになったので、自己の「自発的運動」の経験を報告し、理論的に考察をしてみた。1・序論:・・・・・・・・とつづく。
平凡社より出版された本の「気功の力・医療気功と80人の気功師」に 世界気功フォーラム2007実行委員会が選ぶ気功師の1人として掲載されました
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