いろいろなダイエット法がありますが、私達はあくまでも健康的に痩せる事を目標にしています。 健康美でなくてはいけません。私達は漢方処方と気功法(呼吸法)を取り入れて効果をあげています。漢方処方は各人によって弁証(中国医学の症状による分類法)して体質を分析し、それにあった漢方薬を選んでゆきます。体質は各人異なりますので、漢方薬も各人ごとに変わってくるのです。呼吸法もその弁証にのっとって最も適当と思われる呼吸法や気功法を教授してゆくのです。
減量におけるポイント・注意点
三食はとり、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素は取りますが、
@ 食物繊維を多く取り入れて減らしてゆくことです。食物繊維(ゴボウ、かぼちゃ、ホウレンソウなどの野菜、しいたけエノキダケ、シメジなどのキノコ類、イモ類など)を各食事の前に多めに積極的に食べることです。水を含むと膨らみかさが増すので満腹感もえられやすく、摂取するカロリーがおさえられるのです。胃に良いキャベツの千切りをドレッシングとA三食の前に必ずたべるのも効果的です。さらに繊維によって腸をそうじするような効果も期待できますし便秘がなくなってきます。
しかし、
Aパンなどのでんぷん、果物の果糖はとりすぎると体脂肪にかわるので注意が必要です。米のほうがでんぷんは消化吸収に時間がかかり、体脂肪になりにくいので
Bパンよりは米で(玄米ならなおのこと良い)でしょう。また、動物性タンパク質よりは、大豆、豆腐、納豆、湯葉などの大豆食品などの
C植物性のタンパク質のほうが良いです。大豆のレシチンは脂肪の代謝を促進するので有効です。
D食品を選ぶときは低脂肪、低糖質、低カロリーのものを基準にします。
E 朝の食事を多く取り、夜8時以降の食事は取らない。 一日最低1300カロリーは必要ですが、一日に食べる食品を30品目以上にして
F主食に主菜と多種の野菜を必ず加えていくと良いでしょう。
夜の食事の油性食品は、睡眠をしている体の循環は朝昼よりおちますのでその分、体に沈着すると考えてください。太れと言うようなもので、なかなか痩せられない人に夜食と間食の多い人がいますのでよく心得ておくべきでしょう。三食以外に食欲がわいて来て
G空腹感に悩まされた時は、野菜サラダをとりスープ、水を取りましょう。 まずは空腹感は抑えられます。エビオス錠の麦芽のものや、スポーツ選手のための減量コントロールプロテイン食品や健康自然食品を利用するのも良いでしょう。
漢方薬で脾胃を活性化するのも効果的です。
漢方薬で脾胃を活発にします。太っている人は痰飲の人がおおいので、脾を健康にして胃腸の動きを活発にしてあげることで、水分代謝もよく、余分に水分貯留の状態が改善されて、体が引き締まってきます。各細胞も活発になります。
防風通聖散、大柴胡湯、大黄牡丹皮湯、桃核承気、越婢加朮湯、桂枝茯苓丸、防巳黄昏湯等がありますが、弁証によって薬を選びます。平胃散、二陳湯等も利用します。
有酸素運動は基本武功を用いて体を柔軟にすることや、全身の運動を効率よく最大の代謝消耗を行うようにすることです。中国武術の柔軟かつ華麗な運動は体を引き締まった、ちょうど良い健康体にするにすぐれています。もちろん各人のレベルにあった運動を行います。運動することは、とにかく、痩せる事には欠かせませんし、「流水腐らず、戸のくるる(回転軸)は虫がつかない」ように、この運動をするということの健康における意義をよく考えて見ましょう。もちろん、呼吸法は欠かせません。
脂肪が燃焼するには酸素が必要です。火を燃やすには酸素が必要であることからも呼吸法を利用することや腹式呼吸によって内臓マッサージ効果と共に内臓脂肪を燃焼する大変有効な方法の一つといえるのです。
ヨーガの火の呼吸法、少林寺気功法の爆発呼吸法などは健身強壮作用もあり有効な呼吸法です。
自分一人でダイエットを成功させるには、強い意志が必要です。自分に刺激を与え続けることが大切なので、時々チェックをしてもらうことが必要です。
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