セラピストのための気功法
　　　　　　　　　　　　　　　　講師：　有限会社　金龍堂薬局　代表取締役　金　龍澤　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国際中医師・薬剤師・中国嵩山少林寺認定　気功師
目次
よくある質問

一、 気とはなんですか？
　　気功とはなんですか?

二、 気を受けてしまう。施術をすることで体調を崩してしまう。悪い気・邪気・病気を受けない方法はないですか？

三、受けてしまった場合、気功で改善する方法はありますか？

※　究極の気功法は？

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一、※気とはなんですか？

＊「気」とはなんですか？

气・気　→氣　→炁 「氣」

→米をふかした時の蒸気象形文字の「气」・雲や霧が移動するゆらゆらした気体をイメージ
古代中国の呼吸法・煉丹術の文献「炁」→下が無形の火・水→さらに無形の蒸気・概念の中に意識の作用も暗示している・心、その上に「無」がある。
「気」は生命の根源 　「気は生命エネルギー」 「宇宙のエネルギー」
私たちは日々そのエネルギーの交流をしている存在です。

※気功とはなんですか?

＊「気功」とはなんですか？　
＊ 気を（働かせる）こと。「気を鍛錬する」こと。
＊「功」とはなんですか？　　　　工（働き）＋力（努力）→「鍛錬」　「じっくりと鍛錬によって積み上げられた力」「繰り返し鍛えて増す力」
＊気功とは「気を鍛錬により増した力」「気を鍛錬する」

二、気を受けてしまう。施術をすることで体調を崩してしまう。悪い気・邪気・病気を受けない方法はないですか？

周波数の法則・同調の法則・類似性の法則 (類は友を呼ぶ・類似性は集まる・引き寄せ合う)
（＋）と（−）がある。
→目に見えない電波も気、 携帯電話、ラジオのAM、FM、テレビのチャンネル、物質にはエネルギ―の周波数がある。
（＋）の周波数→ポジティブ言葉　外声に出す空気の振動、　声に出さない思考の振動
（−）の周波数→ネガティブ言葉　外声に出す空気の振動、　声に出さない思考の振動

言葉は気である。思考も気である。発する言葉は自分の思考を表している。

同じ低い（−）的な周波数にならないこと。ネガティブな思考はネガティブが同調して入ってくる。決まった周波数が入り鳴り響く携帯電話のようなもの。
答え→自分の思考・言葉・態度を(−)の波長にしないこと。同調の周波数である思考にしないこと。（仮にAMが悪い思考でFMが良い思考とすると）スイッチをFMにしておくこと。
ＦＭにＡＭは絶対にはいることができないのです。ＦＭには同じ周波数のＦＭが入り集まるのです。これが引き寄せのエネルギーなのです。
日頃から自分の思考と言葉のエネルギーに相当の影響を受けていることを知って注意をはらう必要があります。外からの（−）な思考や言葉に影響をうけない自分をつくって置くことが大切です。
 

心理・真理を説くくために流氷の話をしました。
例えば、共に流氷を見に行ったとします。ある人は「わーステキ、綺麗、来て良かった」ある人は「寒い、音が不気味、怖い、早く帰りたい」こんなふうに陰陽二つに分かれてしまいます。
質問「本当の流氷はどっちなんですか？」
皆さんからの答え、「両方あると思います」。
はい、正解です。しかし、両方あるということは、どっちにでもなってしまうことなので、どっちでもないということにもなります。
「どちらでもあって、どちらでもない」禅問答のようなもので・般若心経の「色即是空、空即是色」の意味です。
すなわち、受け取る人間がかってにきめているだけで、その人の過去の情報全をもちいてそう考えて感じるということになっています。
私達は過去に支配されて今を生きている状態です。
さあそこで、それは流氷のせいなのですか？いいえ、私達人間がかってに対象物・者にそう決めつけているだけなのです。

思考のエネルギーも自分しだいだということに気づいてください。

それでも入ってしまった場合、受けてしまった場合 !

 三、 受けてしまった場合、気功で改善する方法はありますか？

自分の体を部屋と思い、全ての部屋を掃除して清潔に保つこと、できれば実際のお部屋も、
→すなわち、良い気を体内に入れる。悪い気を外に出す。
掃除をする。換気をする。毎日のホコリ、汚れ、濁り、疲れを外に出す。肉体も部屋も同じと考える。
とにかく毎日やる。→毎日の濁りは毎日掃う・祓う。
病気というように　病は気からと言います。肉体の病にしても精神と肉体はつながつているので、精神・心の気を整える・清めることがとても大切なのです。

気功の三大要素　三調を行うこと
�@ 精神を調心（心を調整する）　→禅、瞑想＝静気功。　　
�A 肉体を調身（身体を調整する）→ほぐす、やわらかくする、ストレッチ、振動させる。
�B 呼吸を調息（呼吸を調整する）→細く長く深く　　換気。
リラツクスした状態で新陳代謝なども高まる状態をつくる。
一例　お風呂に入りリラツクス、気穴が開く→手足・体の動作で、はき出す。息を長く吐く、→濁った気が出て行く。それをイメージして行う。

 ※セラピストのための究極の気功法

まずは自分を満たすこと。それでいいのです。
自分が宇宙の中心であるということに気付く・自分を大切にすること・自分の幸せに気づく・すごい宇宙に愛されていることに気付く・まずは自分を癒す・自分を愛することは、即　人を癒すこと、愛すること。
自分の幸せこそ人の幸せだと気付く。これに気づくと不幸にはなれません。
その思考の周波数こそ、悪いものを寄せ付けません、何故なら波長がちがうからです。

一、　呼吸禅・呼吸の瞑想・呼吸の気功

※感じること! →「考えるんじゃない、感じるんだ。」
※呼吸させる→吸い続けれないで吐く、吐くが苦しくてまた吸う、くりかえしています。
これを自覚させる。すなわち、時の中で呼吸しています、呼吸をして時を刻んでいます。
→息をしています・息している・生きている→呼吸のように全ては逆転する世界であることを気付くこと。陰陽論。
相対があって良いということを認めること。好調　不調。健康　不健康。→これに気付けば逆になっても動じない思考ができ、全てを受け入れることができる。

とにかく、いつも速すぎる呼吸をしているので、気が付かない。
一つ呼吸というものに今の全てがある、過去の道のりも未来へ続く道のりも、
→今この瞬間の一呼吸にこそ存在・自己の存在を感じることが出来るのです。自覚できるのです。この一呼吸が全てにつながっていることへの自覚です。
呼吸の瞑想・調息→「ゆっくり、深く、長く、細く　こんなにも呼吸して生きているこの時に自分の存在を自覚してください。今、このときにです。」

無料で自分に提供されている酸素・空気で生きていることに気付き感謝の波動を多くすると、自分の周波数を清浄に保ち自己の健康にも効果的に作用します。不快から守る周波数を保つ方法でもあります。

追記、参考までに、禅気功の鍛錬のなかには「胎息」というものがあります。ほとんど呼吸をしてるかしてないのかわからない状態です。

二、 行禅・歩く瞑想・歩く気功

呼吸の考え方と同じです。
ゆっくり歩く、大地の重力、求心力、全ての息吹をかんじながら歩く。
「左足を一歩、その一歩の中で貴方は「根源」と出会うことができるのです。」
偉大なるベトナムの高僧(禅宗) ティク・ナット・ハン大師の言葉です。

 三、 食べる禅・食べる瞑想・食べる気功

実際にミニトマトをゆっくり食べてもらいました。
「多くの存在をかいして自分の糧となることに感謝する。」
考え方は呼吸、歩きと同じです。
速すぎる毎日からチェンジ ! 。
静まること。ゆっくり食べる。とにかくゆっくり食べると世界が変わる消化吸収がよく、エネルギーになり、あごを使うので脳に良く、ダイエットにもなる。
→食べることは生きることなので、とてもリアルに感じる方法です。
「今、目の前に有った形ある食べ物（トマト・リンゴ・ごはん ・・・・）が私の中に消えてなくなる。私の栄養となり私を生かしてくれている。
目の前には無くなった存在は私の中に生きている。化身・転化したのである。消えてなくなっても生きているのです。私として。生きている。存在している。
命を頂き自分が生きている、生かされていることに気づき、自分を自覚する、与えられている宇宙の中心に自分がいることに気付く。」
もう不幸にはなれない。もう心配いりません消えることを恐れなくてもいいのです。諸行無常。諸法無我。

忙しい毎日の中に定期的にチエンジする時間をつくってみることが大切です。クリーンにする時間をつくることが大切です。本質に目覚める時間が禅・瞑想・気功の時間です。

仰臥禅　＝　　寝る式瞑想　　　　仰臥でする気功
座禅　　＝　　座る瞑想　　　　　座ってする気功
立禅　　＝　　立つ瞑想　　　　　立ってする気功
行禅　　＝　　歩く瞑想　　　　　歩く気功
動禅　　＝　　自由に動く瞑想　　自由に動く気功
生活禅　＝　生活じたいが禅・生活じたいが瞑想・生活していて動じない安定した状態。
存在を自覚し、喜び、感謝、心理・真理に目覚める。

究極はこの生活禅・生活瞑想・生活気功だと言われています。本当に熟練してくると普通のスピードで禅・瞑想・気功の状態と一体感を得られるようになります。

気功は自他不二・梵我一如・天人合一、天人地合一・・・・に気付く実践法です。
宇宙の中心は貴方です。素晴らしいのは、それが全ての人にあることです。
「禅」とはそれを教えています。本当の幸せは自分の中にあることに気付くことです。
自分を癒やすことで他者を癒せることに気付いてほしいのです。

そして、「まずは自分を満たすこと、自分自身にまずは言葉を与えること、言葉も思考なのです、お金のかからない薬なのです。お金のかからない栄養剤なのです。
お金のかからない薬があるのです。薬屋の私が言うのですから間違いありません。まずはそれを使って、必要な時にお金を使いましょう。」
「朝ベツトで目が覚めたら、目が開いていることに感謝して喜ぶ、声に出す、息をしていること、聞こえていること、食べれること、動けること、歩けること、・・この当たり前すぎて気がついていない
だけだったのです。これからは自分自身に沢山のいい言葉を与えましょう。無料です。」

「一回外へ発した言葉は、他者が一回聞いていても、自分自身には４回も聞いていることになる」のお話をしました。言葉は自分に跳ね返ってくるのです。それも、4倍もです。自業自得の原理。因果応報の原理を知りましょう。
無意識に自分も他人も傷つけていることが多いのです。自分をほめましょう、「がんばっているね」、エールを送りましょう。だから良い思考・言葉を言い続けた方が良いのです。健康・健幸のためにです。

愛のコーヒーカップのお話 (「もしもこの地球が100人の村だつたら」の発信者である中野裕弓さんが言っています。）
自分をカップに例えると、その周りに多くのカップがあります。まずは自分のカップをいっぱいに満たすこと。
自分を満たすこと、満たすとは自分を愛すること、自分を可愛がること、自分をほめること、自分に栄養を与えること、自分を癒やすこと、自分にエールを与えること、自分を信じること、自分に感謝すること、
自分が満ちて、あぶれたものを与えるようにすれば、相手も得られ自分の愛が枯れることはなく、健康に健幸に継続が出来るというお話です。
その周波数を維持することです。

＊皆様への感謝
私に大きな学びの場と時間を与えて下さり、本当にありがとうございました。
皆様の今後のご活躍とご健康を心からお祈り申し上げます。
合掌